どのように仕事を覚えていきましたか?
白濱自分が入社するきっかけは、しっかりと指導をしてもらえそうだと思ったからです。というのも私を会社に誘ってくれた先輩は、OBとして部活によく顔を出して、熱心に私たち後輩へ指導をしてくれていたんですね。その教え方を見て、「こういう先輩が教えてくれる会社なら、きっと自分も社会人として一人前になれる」と直感したんです。
佐原社長仕事を教わるということに関して、「やらされている」とか「言われたからそうしている」という発想の人がいない。仕事を身につけていくなかで、自分がどう成長していくか。何度もくじけそうになりながらね、自分と向きあって、自分を諦めない。自分が自分の応援団。そういう考え方を本能的に持っている人が、自然と集まってくれています。
神野入社するまでは、コーティングがどんなものかも漠然としか分かっていませんでした。床のコーティングであれば光沢が上がって目で見ただけでも分かるのですが、浴槽の汚れ防止のコーティングなどは、ぱっと見ただけでは仕上げたかどうか分かりません。
並木むしろ、質感が変わらないように仕上げなければいけないですからね。
神野ぱっと見ただけでは、やっているか分からないものを、「しっかりやりました」と答えるには、何より信用が大事だと学びました。
白濱もちろん経験を積んでいくと、きちんとコーティング剤が塗布できているか見分けられるようになります。光が当たる角度とか、ちょっとした手触りとかが微妙に違うんですよね。
OJTを通じて感じたこと、思うこと
佐藤神野さんは研修が終わって、これからますます技術を向上していく大切な時期ですよね。先輩から「こういう課題をやっておいて」と言われたことに取り組みながら、いろいろと感じることも多いのでは。
神野自分では出来ていると思い込んでいたことでも、「まだ出来ていないよ」と指摘されることがあって。なぜだろうと思うことはあります。でも考えてみると、私たちが施工するのはお客さまが購入した大切な資産なんですよね。つまり最終的に判断するのはお客さまです。引き渡しの日、お部屋の扉を開けた時にどれだけ完璧な状態でお見せできるか。少しのムラや汚れもなく仕上げられるか、自分にも厳しく、努力を重ねていかないとと思います。
佐藤菊池さんは、1年経ってみてどうですか?
菊池私の仕事は営業なのですが、施工の現場にも何回か行かせてもらいました。お客さまと一緒に仕上がりの確認に行った時に、コーティングされたお部屋は光の当たり方がきれいだったり、光沢に統一感があるのが素敵だなあと感動します。その喜びをお客さまと共有できるのが嬉しかったですね。
佐原社長神野さんには、最近は施工以外にも営業事務的な業務もサポートしてもらっています。そうして、できるだけ1人で2役、3役の仕事ができるようにしたいと考えています。営業も、施工のことを分かっていたほうがセールストークに説得力が出ますし、施工も、営業的なことを分かっていたほうが現場でのスケジュール管理にも役立ちますから。
鹿又私はもともと営業事務でしたが、産休を取って復帰をしてからは、経理の仕事をしています。営業事務はどうしても繁忙期などに勤務時間が不規則になりがちなので、定時に帰れるように配慮をしていただきました。経理の仕事は初めてなのですが、上の方から教わって少しずつ覚えています。
佐原社長いろいろな仕事を経験すると、自分の隠れた可能性に気付くこともあると思います。私は「社長をやりたいという人がいたら、いつでも交代します」と話すのですが、これもかなり本気で言っているんですよ(笑)。
佐藤そうした話を社長とざっくばらんにできるのも、グリーンジャパンならではだと思います。
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※記事内容および社員の所属は2019年6月取材時のものです。