社長との「距離の近さ」が、他社にはない魅力
佐藤私は前職が一般企業ではないので、他社がどうなのかよく分からないのですが。こんなに社長との距離が近くて、何でも言えて何でも聞ける会社は、珍しいのではないでしょうか。良いことも悪いことも「何でも言っていい」と言ってくださるので。
白濱私も入社してすぐのころ、佐藤さんに何かを相談しに行った時、「それは私じゃなくて、直接社長に言ったほうが早いですよ」と返されて、びっくりした記憶があります。
佐原社長間に誰か入ってしまうと、伝言ゲームのようになって真意が伝わりにくくなることもあるでしょう。会社の責任者は私なのだから、私に言ってくれればいい。いつでも社長室に来てくれていいですよと。
並木話しやすい、聞きやすいというだけじゃなく、時にはびしっと厳しいことも言ってくださる。それが社会に出てすぐのころの自分には、すごくありがたかった覚えがあります。社長と話していると、「ああそうか!」と自分で自分を確認できるというか。
白濱それは私もすごく感じます。自分は昔から消防士に憧れていて。実はこの会社に入ってから2度、消防士になる試験も受けているんです。普通の会社だったら、社員が違う職業に就きたいと言い出したら、良い顔はしないと思うんです。でも社長は私の希望を真正面から受けとめて、「やってみれば」と背中を押してくれました。
佐原社長ただ1度目の時は、向き合い方がちょっと中途半端だったかな。
白濱はい、甘かったと思います。それで2度目は準備も勉強もものすごく真剣に取り組んで──結果として希望は叶わなかったのですが、その経験をしてから、周囲の人に「何だか変わったね」「成長したね」と言ってもらえるようになりました。自分では意識していなかったのですが、たぶん自分の将来について社長が真剣に向き合って、一緒に考えてくれたおかげなのかなと。
鹿又社員一人一人のことを、いつも考えてくれているなって思います。今年のゴールデンウィークは、10連休ではあったのですが、経理は出勤する日があったんですね。その時、社長がさりげなく美味しいお菓子を差し入れてくださって(笑)。ああ、気にかけてくれてるんだと嬉しくなりました。
菊池入社の面接の時にも言われて、とても印象的だったのが「出来ないこと、足りない部分をお互いに補っていく」という社長の考え方です。どんな人にも寛容というか、それぞれの至らないところ、未熟なところも広い気持ちで受けとめて生かしてくれるというか。
神野私は入社してすぐの頃はいろいろと失敗もして、社長から厳しく叱られたこともあります。でも翌日になると、「あれ? もう忘れているのかな」と思うくらい、ころっといつも通りの態度になって(笑)。こちらは気持ちの整理がついていないのに、どういうことかと。
全員(笑)
佐原社長忘れてるわけじゃないですよ(笑)。ただ憎んで叱るわけじゃないのですし、次の日からまた前に向かって進んでもらえばいいわけだから。
神野はい、だんだんにそれが自分でも分かってきて。失敗しても「次は気を付けよう」という切り替えを早くできるようになりました。
佐藤私は学生時代陸上競技部でしたが、仕事もスポーツと共通するところがあると思っています。誰の元でやるかで記録・結果が出るかどうかが決まります。その方を信用し、自分も努力してやっていくことで結果が出る、ということが身にしみているんですね。自分自身、諦めたり、逃げたり、メゲることがあっても、ひとりひとりに対して諦めずにご指導し続けてくださるのが佐原社長なんです。
今の自分があるのは佐原社長のおかげだと思っています。
佐原社長彼女はアスリートとして日本のトップにいた人間ですからね。他の社員も、自分のフィールドで一生懸命に努力し、困難にチャレンジしてきた人たちです。だから多少の失敗があっても、それはそれと気持ちを切り替えて、またがんばれるんですよ。
並木過去の体験も、信頼できる人がいるということも、毎日の仕事のモチベーションにつながっていくのでしょうね。
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※記事内容および社員の所属は2019年6月取材時のものです。
Member
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- 佐原且朗
- 代表取締役社長
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- 並木徹
- 美粧空間事業部
マネージャー
1999年入社
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- 佐藤恭子
- 美粧空間事業部
部長代理
2006年入社
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- 白濱大河
- 美粧空間事業部
2012年入社
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- 神野宇大
- 美粧空間事業部
2017年入社
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- 菊池なつこ
- 美粧空間事業部
2018年入社
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- 鹿又あゆみ
- 経理室
2015年入社