お客様の笑顔がやりがいに
佐原社長日々の仕事では大変なこともあると思いますが、どういったときにやりがいを感じていますか?
長谷川コーティングに関しては、「どういうものかよく分からないし、やらなくてもいいんじゃないか」とお考えになる方もいらっしゃいます。そうしたお客様に丁寧にご説明をして、「なるほど、やった方がいいんだな」と分かっていただけると表情が少しずつ変わって、聞いてくださる姿勢も前のめりになるんです。その瞬間、本当に良かったなあと思います。
菊池インテリアについてお客様はたくさんの夢や希望をお持ちです。でも建物の構造だったりご予算の関係で、ご要望がかなわないケースもあります。それをただ「できません」とお断りするのではなく、どうやったらお客様のイメージに近いものにできるかを考えて、ご提案するようにしています。
金子「やりたかったけれど諦めた」という印象が残ってしまうと、お客様の満足度がどうしても下がってしまいますからね。お客様が本当に求めているものは何か、対話の中で探っていくのがプロとしての私たちの役目。たとえば壁の仕上でも、すべて色を変えたいのか、一カ所のアクセントクロスだけでいいのか、エコカラットのような機能のある商品にしたいのか。優先順位を整理して、最終的にお客様が「自分で選んだ」という満足感を持って決めていただくことが大切だと思います。
菅原そうして皆さんが提案し受注できたお仕事を、各方面へ間違いなく発注して納品し、チェックが完了するまでが問題なく進んだときが、私にとって大きなやりがいを感じる時です。パズルがぴたっとはまるような(笑)。
金子各方面から「頼られる」と感じるのも、一つの大きなやりがいかもしれません。たとえばクライアントである大手企業の場合、社内の移動で担当の方が変わることもあります。すると同じ戸建てのシリーズの関係者で私がいちばん古株になったりもするので(笑)、建物に合うインテリア商品の情報はもちろん、ターゲットを絞った販売戦略などについても、クライアントからのご相談を受けることが増えてきました。そうして皆さんのお役に立てるのも嬉しいことです。
佐藤たとえばクライアントの担当者やインテリアコーディネーターを当社へお招きして――今日この座談会を開いているスペースで(笑)――懇親会を開きました。飲み物やおつまみの準備もすべて私たちでするので、「ここまでやってくれるとは」と喜んでくださいました。
金子コロナ禍で社内のコミュニケーションも機会が減っているからか、皆さんリラックスして楽しんでくださっていますね。
佐藤担当者の上司にあたる方々とも密にコミュニケーションを取っていますので、何かあったら「すぐに報告しよう」という体制もおのずと整ってきます。
佐原社長最初に会社を立ち上げた時、単に大手の下請けになるのではなく、ウィンウィンの関係になれる「パートナー企業」を目指しました。そのためにはクライアントと同じ視点で、一緒に考えたり悩んだり、成功したときは一緒に喜びあえる関係でいたいと思っています。
Member
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- 佐原且朗
- 代表取締役社長
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- 佐藤恭子
- 美粧空間事業部
部長
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- 金子三奈子
- 美粧空間事業部
インテリア担当
グループ長
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- 菊池なつこ
- 美粧空間事業部
インテリア担当
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- 菅原輝美
- 美粧空間事業部
インテリア担当
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- 長谷川優樹
- 美粧空間事業部
コーティング担当
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※記事内容および社員の所属は2022年6月取材時のものです。